海水水槽を始めた当初
海水は塩入れれば作れるんでしょ?くらいにしか
思っていませんでした 笑
ですが、作り方を間違えると失敗に繋がってしまうのでダメな作り方と私の人工海水の作り方を伝えられればと思います。
私の作り方も賛否両論あると思うので参考になればいいと思います。
水道水をそのまま使っている方が多いと思うので水道水を使っている前提でお話しします。
【やってはダメな作り方】
- カルキ抜きを入れていない。
- 塩をバケツに全部入れてから水を入れる。
- 塩をお湯で溶かす。
- 水槽の温度と水換えの水の温度が違う。
- 塩分濃度を測らない
【カルキ抜きを入れていない】
カルキ抜きは水道水に含まれている塩素を中和してくれる物です。
カルキ抜きを入れないと魚やサンゴにダメージを与えてしまいます。
バクテリアにも影響が大きく水質の悪化に繋がります。
【塩をバケツに全部入れてから水を入れる】
まず塩をバケツに入れてから水を入れる方が塩を混ぜる手間が省けて楽だと思いますよね。
(私も最初してしまった事があります 笑)
そうしてしまうと塩分濃度が高い状態からだんだん普通の濃度に変化している事になり、塩分濃度が高い状態だとカルシウムやマグネシウムが結合してしまい、正しい数値にならない事があります。
バケツに水を入れてから塩を全部入れる事も同じ事が起こり、正しい数値にならない事があります。
【お湯で塩を溶かす】
お湯で塩を溶かした方が早く溶けそうじゃない?と思う気持ちは分かります。
これもカルシウムやマグネシウムが結合してしまいます。
温度が低いと塩分濃度は高くなり
温度が高いと塩分濃度は低く出ます。
【水槽の水と水換えの水の温度が違う】
正しく作った人工海水でも水槽の水と、水換えの水の温度差があると魚やサンゴにダメージを与えてしまいます。
せっかくの水換えが台無しになりかねません。
水槽内の急激な変化を起こさないようにする事が大切です。
【塩分濃度を測らない】
作った人工海水の塩分濃度を測らないで水換えをしてしまうと水槽の塩分濃度が薄くなったり高くなってしまう時があります。
バケツに水を多く入れすぎていたりしていた場合は薄くなっているので水槽の塩分濃度が下がってしまいます。
【私の人工海水の作り方をお話しします。】
2月で寒い時期に10リットル作るなら
バケツに水槽と大体同じ温度に合わせた水を10リットル入れる。
↓
水を混ぜながら10リットル分の塩を少量ずつ入れる。
↓
溶け終わったら温度計とエアレーションとヒーターを入れて温度が合うまで放置。
(だいたいドラマや映画を見てます)
溶け終わったと思っていても溶けてない時があるのでエアレーションなどで水が回るようにしています。
作り立ての海水とエアレーションをした海水ではPHが変わってきます。
↓
少し時間を空けてから塩分濃度を測る。
↓
大丈夫なら水換えする。
これが一連の流れですが、絶対に正解!というものではありません。あくまでも参考程度にしてもらえれば嬉しく思います。
ちなみに私が使っている海水は、コーラルプロソルトです。
読んでいただきありがとうございました!